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29 March 2008

すぐそこにある鬼気

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Vivitar

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23 March 2008

金村修に叱られたい

2Bで「金村修」ビューイングがあった。
金村プリントを観ながら、作者自らの言葉を聞けるのだ。
天才金村さんの作品と言葉には、
とても興味があり、楽しみにしていた。

そして!!さらに!!
金村修に叱られたい者は名乗りをあげよ、
ということで、懲りずに叱られてきた。


見ていただく写真は白黒。
バライタ、RC混在。
(混在に意図はない。
 2Bで焼いた+田村彰英さんの暗室講座で焼いた
 +こっそり?横浜のダークルームで焼いてきた。)
フォーマットは35mm。
この3ヶ月、日本の光を撮ろうと
人ん家やら旅館やら屋内で、日本の光を撮っていた。

竹内万里子さんに、すぱぁ〜っと斬られたのが12月初頭。
あれから3ヶ月半。
自分では、変わった・・・気がしていたので、
そのあたりを見てもらいたかった。


さて、金村さんの前に
20枚ほど並べると・・・

「はぁ〜ん」
と言いながら2枚をピックアップして、
もう1枚を「あ〜ん、これは惜しいなあ・・・」
そんな感じ。(笑)

なんとも言い難いリアクションだ!!

頂いたアドバイスは、
金「結構暗いね。あんまり暗いと白岡さんになっちゃうからなぁ。暗いのは何故?」
休「日本の家屋は暗いと思うので。」
金「家の中だけど、生活感のないの(この3枚は)はいいね。」

金「何本くらいのペースで撮ってますか?」
休「今年は月5,6本です。」
金「なぁにぃ〜!!それで作品売れたら効率いい商売ですよ。
  我々(東京綜合写専)は、最低年間200本だよ!!」

※ピックアップした3枚について
金「まださぁ、これとこれ以外の写真の違いが分かってないんじゃない?」
休「なんでしょう?」
金「(選ばなかった写真は)日本の生活のドキュメンタリーになっちゃうじゃん?」
休「(あれこれ、自分の考えを述べる)
金「あ〜そんなのドーデモいいの。いろいろ考えちゃダメ、余計なこと考えない方がいいですよ。」
休「セレクトの時は考えるんですよね?」
金「あったりまえでしょぉ。」

という感じだった。
まったくもって褒められた訳じゃないが、
自分で自分に感じていた変化は、気のせいじゃない・・・。
そんな手応えを感じた。

昨年までの自分をかえりみる。
ナイーブでも構わないと思うけど、
自分に酔いしれる内向加減は、
今となっては恥ずかしい限りだ。

とても小さな一歩だけど
結構大きな一歩だった。
(いや半歩かな?)

ビューイングの後、
アルルの時から、おいらの写真を見てくれている、
Mのおやっさんに言われたことだけど、
今おいらは、ボーダーラインの上で、行ったり来たりしている・・・
らしい。


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以下、語録。
文脈を無視したメモなので、誤解を招くとは思うけど、
備忘録として・・・。

○被写体について
・意味をたくさん入れることで、意味を消したい。
・(空など)ピントが合わないものは撮らない。
・カタチしか撮らない。(故にモノクロの方が好き)
・外国を撮ると3割増し。だから、撮るのがうしろめたい(ところもある)。
 日本も撮れずに外国が撮れるか?
・その場所を撮るのではなく、その場所をどう使うか?

○セレクトについて
・コトバで説明しやすいものは(敢えて)捨てる。

○写真について
・(写真というメディアが好きなのは)下世話なやじ馬根性が肯定されるから。
・構図を撮ってはダメ、モノを撮らないと。
・構図のポイントが見える写真はつまらない。
・(ポイントが)分かりやすいというのは見る側に媚を売っているようなもの。
・何にこだわっているかを、はっきり出す。
・何度も何度も同じものを、しつこく撮ることで人間は変わる。
・(デジタルについて)全部見せるとつまらない。ストリップと同じだ。
・(物の)部分ばっか撮ってると暗くなる。

○フォーマットについて
・6×6は、安易に絵づくりができすぎるから難しい。
・ローライは特に難しい。下向いて撮るから卑屈になる。
・先に、スクエアというフォーマットが見えちゃう(のはダメ)
・アーバスがいいのは、6×6なのにシンメトリーに見えない。
 フォーマットが後からついてくる。

○展示について
・傑作だけ並べちゃダメ。
・アートは失敗してもいいからいいんだよ。
・今、旬は3枚で展示。

○ワークプリントについて
・4つ切りがいい。自分の欠点がよく見える。
 自分の欠点をたくさん見たほうがいい。

○好きな写真家(日本人の)
・藤田満
 (おいらも過去何度かプリントを教えていただいた大先生だ!!)

というようなハナシだった。
短いセンテンスで、ポイントが明解。
とても響くコトバだった。

金村さん・・・スゴイや。

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16 March 2008

城林希里香×飯沢耕太郎氏トークショー

城林希里香さんの写真展を開催中の、
ギャラリー冬青に行ってきた。

新中野駅で降りると雨足は勢いを増していたので、
傘を買った。
城林希里香さん曰く「私は雨女」。

ギャラリーに入ると、美人秘書が
「髪切ったのですね、雰囲気変わりましたね。」
と声をかけて下さる。
覚えていてくださっていて少しにやける。(笑)

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城林希里香さんはアメリカの大学院で写真を専攻された写真家。
飯沢さんがアメリカと日本の写真教育の違いを聞き出してゆく。
「どうやって?」
よりも
「なぜ?」「どうしたい?」
が重要だと言う。
納得だ。

それにしても、
希里香さんのプリント、でっかくて美しかったなぁ。
「なぜ?」「どうしたい?」が重要とはいっても、
まずは、モノとしてのクオリティが高くないとね・・・。
あたりまえに焼くことの難しさ、近頃ようやく気付いたのであります。

さて、トークショーが終わって、参加者にビールがふるまわれる。
粋な企画だ♪

さらに気分ヨクなったところで、
なれなれしく飯沢さんに話しかけ、
「アラーキー」のイラストをねだってみた。
おいらはアラーキーのミーハーなので、
飯沢さんのアラーキー本もたくさん読んでいるのだ。

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ちゃっかり飯沢作品をゲットしてきた。


トークショーを聞きに来ていた、
渡部さとる"さん"もゴキゲン麗しく、
「今年はおとなしくしている」と言いながら、
パリフォトに向け密かな野望を燃やし始めているようだった。


城林希里香 写真展
「Lines -America 2747 miles-」
2008年3月1日(土)~3月29日(土)
11:00~19:00 (最終日は14:00まで)
日曜・月曜 ・祝日 休館

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14 March 2008

社会保険庁の職員、もしくは記録漏れの原因をつくったみなさんへ

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「ねんきん特別便」と書かれた封書が届いた。

おぉ!!例のアレか?
社会保険庁の笑っちゃうくらいずさんな管理で、
話題になっとる年金記録漏れ問題のアレだ。

あはは。
おいらにも届くとはね。

どれどれ・・・開けてリストをチェックしてみると・・・、
確かに漏れてるね。
キレイに漏れてるね。
会社に入る前の国民年金支払い分が。

「まず、ねんきん特別便専用ダイヤルにお電話ください。」

と書いてあるので、電話してみる。
いかにも事務屋的なおっちゃんが電話に出る。
口調はとてもやさしいが、声質から初老の人と思われる。
電話でいくつか本人と確認できる情報を話した。

で、
休「就職する前の国民年金が漏れています」
お「何年ごろかお分かりでしょうか?」
休「平成で言うとよくわからないが199X年頃です」
お「少々お待ちください」

と言って受話器からは端末を操作する音が聞こえた。

お「ございました。199y年4月からでございますね?」
休「ん?いや、199z年だと思います。」
お「少々お待ちください」

と言って受話器からは、また端末を操作する音が聞こえた。

お「ございました。確かに199z年4月からの記録がございました。」


こんなやりとりを経て、
書類に書き込み、照会票を返送することになった。

何か釈然としない。

・封書が来たってことは記録漏れが分かっていた?
・電話で話すと、すんなり記録が出てきた。
・でもまだ間違っていた。

社会保険庁の職員、もしくは記録漏れの原因をつくったみなさん。
あなたたちは、いったい・・・・
      いったいどんな気持ちで仕事をしてきたのですか?
是非、教えていただきたい。

社会のゴミだと思われる気分って、どうですか?

例えばこう考えてくださいよ。
自分をいっぱい可愛がってくれたお婆ちゃん、
そんなお婆ちゃんの年金額が不正に減らされていた。

一件一件、そんな風に考えて、仕事してくださいよ。

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13 March 2008

誰かのホームラン

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Contax T2 BW400CN

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12 March 2008

17時52分現在、対象者に動きナシ。

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M4 Summilux 35 KR64


依頼があったのは今月の初め。

監視を初めて5日目になるが、
対象者には、動きが見られない。
全く動きがない。
「対象者の部屋には」と言うべきか?
人の姿が見えないのだ。

いったい、誰がいつから干し続けているのだろう。
どれだけの時間、蛍光灯を灯し続けているのだろう。
私は何か見落としているのだろうか?

何度も何度も洗濯物の数を数えてみる。
何か、些細だけど重要な兆候を見逃してはいないか?

何度も何度も何度も数えてみる。
何か見逃してはいないか?

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11 March 2008

上田現、死す。

2008年3月9日日曜日。
上田現、現ちゃんが亡くなった。
47歳。肺ガン。

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現ちゃんのことを世間一般の言葉で簡単に書くと、
・スカパンクバンド、LÄ-PPISCH(レピッシュ)のキーボード。
・元ちとせ「ワダツミの木」の作詞作曲編曲者。
である。

僕の言葉で簡単に書くと、
 大好きな音楽家。僕の青春。
である。


昨年10月の「結成20周年記念」再結成ライブツアーが、
レピッシュとしても現ちゃんとしても、最後のライブだったんだ・・・。

一昨年には告知はされていたそうだから、メンバーも覚悟のライブだったはず。
ほんとは、北海道、大阪、九州、あちこち参加する予定だった。
当初行く予定だった、渋谷AXのライブの日は中国出張と重なってしまったので、
福岡のチケットを取り直した。
結局「持病の腰を痛めて」と言って、現ちゃんが参加したのは渋谷だけだった。

「やる気あんのか?!現!!」
なんて悪態ついてごめんね。
やる気どころか、
闘っとったんやね!!

事務所の発表によると
「少しでも多くの人に見送ってもらう」
ことが、本人の希望らしい。

見送るよ。
見送るとも。
唄いながら。

現ちゃんのこと、
忘れないよ。

下記、
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200803/gt2008031108.html
より無断引用。

上田現さんが死去…元ちとせ「ワダツミの木」などを作詞作曲
ロックバンド、レピッシュの元キーボード奏者で、音楽プロデューサーの上田現(うえだ・げん)さんが9日午後5時15分、肺がんのため東京都内で死去していたことが10日、分かった。47歳だった。
 上田さんは昭和62年にメジャーデビューしたレピッシュで、平成14年に脱退するまで中心メンバーとして活躍。バンド在籍中を含め、個人名義で4枚のアルバムを発表した。また、ソロ活動と並行し、音楽プロデューサーとして歌手、元ちとせ(29)のヒット曲「ワダツミの木」を作詞作曲するなど、多くのアーティストの楽曲を手掛けた。
 所属事務所によると、一昨年末に肺がんを発病し、本人にも告知されていたという。その後は「腰痛」と公表し、抗ガン剤などの治療を受けながら音楽活動を続けていた。昨年、レピッシュが再結成して全国ツアーを行った際、SHIBUYA-AXで行われた10月21日の東京公演にのみ出演した。
 11月23日放送のフジテレビ系「僕らの音楽」(金曜後11・30)にも出演し、パンクバンドのKEMURIとセッション演奏したのが、公の場での最後の姿だった。今月3日には47歳の誕生日を迎えたものの、その6日後に亡くなった。
 通夜は12日午後6時から、葬儀・告別式は13日午前11時から、いずれも東京都新宿区南元町19の2、千日谷会堂で。喪主は妻、理央(りお)さん。

◆歌手、元ちとせ(29)
「本当に悲しく、悔しい気持ちでいっぱいです。上田さんと出会ってから教えられたことや、作ってきた音楽をこれからもずっとずっと歌い、届けていこうと思います」

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07 March 2008

イルフォード・モノクロ製品の取り扱い

イルフォードは「オリエント」ブランドのサイバーグラフィックが引き継ぐようです。
ひと安心。
今より安くなるといいなぁ。

※サイバーグラフィックス株式会社プレスリリースより転載。


ハーマン・テクノロジー社写真材料製品の販売開始について

この度、サイバーグラフィックス株式会社(本社:東京都千代田区)は、ハーマン・
テクノロジー社(英国)と日本市場に於けるハーマン・テクノロジー社の全製品の輸
入販売に関する代理店契約を締結致しました。2008年3月19日より東京ビッグ
サイトにて開催される「フォトイメージングエキスポ2008」に出展し、同年4月
より販売を開始致します。

ハーマン・テクノロジー社は、モノクロ写真材料の世界的な製造メーカーとして125
年の歴史を持つILFORD Imaging UK 社が、同社経営陣によるマネージメントバイ
アウト(MBO)による買収により、新社名をハーマン・テクノロジー社として2005
年3月に設立されました。同新会社は、モノクロ写真製品事業をILFORD PHOTO ブ
ランドにて全面的に継承しました。それに加えて新たに、デジタルインクジェット写
真製品事業をHARMAN PHOTO ブランドにて、2007年2月より欧米市場で販売
を開始しました。

デジタルファインアートプリント用途に設計されたハーマンフォト・プロフェッシ
ョナル・インクジェットペーパーは、イルフォード銀塩写真印画紙に用いられている
高級バライタ写真原紙をベースに使用し、高級銀塩写真印画紙と同等の質量・質感を
実現しています。バライタ層を用いることにより鮮鋭度を向上させ、広範囲におよぶ
豊かで鮮やかな色再現性を実現しています。ハイグロスの塗工層にアルミナ、ハイマ
ットの塗工層にシリカを使用し、染料インク・顔料インクともにその高品質を実現し、
アンチカール対策により、プリント後のカールを最小限に抑えています。ハーマンフ
ォト・プロフェッショナル・インクジェットペーパーは、プロ写真家の厳しい要求に
応え、作品展示にふさわしい高品質をご提供致します。

1. 取り扱い製品

(1)ILFORD PHOTO ブランド
イルフォード・モノクロ製品
① モノクロ印画紙
② モノクロフイルム
③ モノクロ処理薬品
④ モノクロ暗室用品

(2)HARMAN PHOTO ブランド
ハーマン・プロフェッショナル・インクジェットペーパー製品
① ハイグロス・ファイバーベース
② ハイグロス・ファイバーベース・ウオームトーン
③ ハイマット・ファイバーベース
④ ハイマット・ファイバーベース・ウオームトーン

2. 発表:
フォトイメージングエキスポ2008(2008年3月19日~22日)

3. 販売開始時期:
2008年4月


以 上

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04 March 2008

夕食を待つあいだ。-3

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タオルを取ろうとして、
鏡越しの花が目に入った。
心に波紋が拡がる。
僕が見たのは、
目の前の花なのか?鏡の中の花なのだろうか?
それともKRの瞳に写った花だったのだろうか?

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03 March 2008

夕食を待つあいだ。-2

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堂々巡りのアタマを冷やすために、
部屋を出て、洗面所の冷たい水で顔を洗った。
何度も何度も目にしたはずの光景だけど、
まるで、同じ光景を違うフイルムで撮って、見ているような錯覚に陥る。

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KR64

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02 March 2008

夕食を待つあいだ。

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KR64

彼女がテキサスから帰ってきた。
一度送り出すと、2週間は帰ってこない。
そのうえ手間も金もかかる。
これ以上はムリだ。
宿で夕食を待つあいだ、
僕はそんなことを考えていた。

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01 March 2008

ターゲット

roppongi
2008022520080225fh000027
Vivitar

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