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04 June 2008

D-76

「一生に一度くらい、基本中の基本からやってみては?」
とフィルム現像に関して、田村彰英先生からアドバイスを頂いた。
フィルム現像も、プリントも、
最初に教えてくださったのは田村さんだ。
先生の言葉は重い。

とにかく、今年のモットーは、「基本に忠実に、たんたんと」やること。

シロートにやさしい現像レシピを丁寧に教えてくださった、
写真の大先輩が住む横浜に深く深く頭を下げ、
D-76とコダックフィクサーを買うために、ヨドバシへと向かった。
(お忙しい中、親切に教えてくださったラ・ペルラさん、ごめんなさい!!)

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すると、
印画紙コーナーの前に、金村修さんがいた!!
「先日は写真を見ていただき、どうもありがとうございました♪」
「あぁ、ドーモドーモ」

「ニューシーガルって店頭でも売ってるんだねぇ」
「そぉですね、でもWEBの方が圧倒的に安いですね」
「そう、・・日までは、特に安いんだよ」

「(手にした薬品を見て)あぁ、D-76?そうね、写真学校でもD-76からだからねぇ。
 ちなみに定着は、これ(富士スーパーフィックス)いいですよ。」
「いえ、田村先生が・・・で・・・・とおっしゃるので!!コダックフィックスじゃなきゃだめなんです(汗)」
「ああ、なるほどね、確かにね。」

という世間話(?)をして、お別れを言い、
今度は江古田へ向かった。
一ヶ月ぶりの2Bに行くと、笑顔のムッシュ渡部さとるが、英語で話しかけてくる。
さては、パリフォト対策だな?!いよいよグローバル戦略をとるのか?

デジャ=ブのバックナンバーを見せてもらって、
白岡順さんのページにため息をつく。
あぁ、実物観たいなあ・・・。
(今年の国立近代美術館の所蔵展を見逃したのが悔やまれる。)
そうこうしているうちに、久しぶりにさるぢえさんにもお会いでき、
アルル用の新シリーズのワークプリントを見せてもらう。
本焼きが楽しみ♪

そうこうしているうちに時が過ぎ、江古田を後にした。
ちなみに、2Bのデフォルト現像液はマイクロドールX。

その後、現像液を貯蔵しておく手ごろな容器が見つからず、
意外な苦戦を強いられましたが、
昨夜、とうとうD-76ができあがりました。
今夜現像してみます。

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Comments

トラディショナルにD-76ですね。
ところで、粉モノ薬品を溶かしたら1日、置くと良いらしいですよ。

Posted by: さるぢえ | 04 June 2008 at 03:47 PM

基本のキですね。
私のキの字はミクロファインでした。そういえば私も一日置いて使ってましたね。
その点、リキッドはすぐに使えて便利なんですけど。。。
ミクロファインは2ℓ用の粉を溶解して使いましたが、溶解する時のマニュアルっていうのもあるんですよ。
Fujiのラボに勤めていた時に頂いた「黒白写真用薬品ハンドブック」には溶解温度や攪拌の仕方、液の定量化などが載っています。
基本って本当は深いものなんですよね。

Posted by: kawamutsu | 04 June 2008 at 04:12 PM

うーん、みんな大変そうだな。
みんなのブログを見て、フムフムと参考にさせていただいているさ。
溶液の調製も、実はいろいろあってね(笑)
まぁ、そういう職業病チックなことは抜きにして、
楽しくシャカシャカが一番いいです。
現像記録、楽しみにしていますぞw

Posted by: momochi | 04 June 2008 at 04:31 PM

D76は公開されている処方以外の物が何か入っているのでは?

と昔から言われています。

それが何であるかは判りません。

かつて公開されている処方と、オリジナルとを比べてみました
が、微妙に違いがあってそれぞれに味がありました。

違いは好きずきなのかも知れません。

Posted by: Tarning | 04 June 2008 at 04:45 PM

いえいえ、何を使おうとあなたの勝手です♪

ただ、一つ基本は大事なのはわかるのですけど、d76のトーンが好きだから使うという以前の問題のようですから。先ずは使ってみる(拘りとかじゃなくて初めてとして)・・・それで良いんじゃないでしょうか。

何でもd76 1:1の時代が長かったわけですし、写真雑誌等でもそれ以外は見る機会がない、有名写真家はd76 1:1 
ナイコールタンクと書き入れる事が格好いい時代もありました。そう、写真好きは格好良いことが好きだったのですね。その一つがd-76という言葉だったと理解しています。
逆に、d76うなぎのタレ方式なんていうのは職人的であまり格好の良い響ではないなぁ~いや、もちろん響だけのことですよ♪

ただ、同じ時代に使われていたトライxというフィルムは、それ自体が孤高な写真家のような性能でしたから、このフィルム以外使わない人は沢山いました。世の中28mmで絞ってパンフォーカスの時代でもありましたからね♪粒子の並びが美しいとよく評されたものです。そういう現像には素晴らしいd76であります。

時代は変わり、トライxも変わり、その後、またトライxとTmax400もエコ化が進みました。
トライxがエコ化された時代に、その使用者は誰も文句を言わなかったのは、トライxという言葉の記号を愛していたからで、そのトーンを愛していたからではないのか?なんて、不思議に考えたものですが、わたしの目が単に○○○だっただけかもしれません。
1970年代とは乳剤もベースも、或いは印画紙も、現代の商品は当時とは考えられない高み(写真を撮るための高性能という事です、嗜好品としてではありません)にあります。
それをどう利用するかは、多少の理屈を元に、自分で考える事、70年代モノクロ屋独特のわが道を歩くふてぶてしさ!そういうようなものを休さんも、もっと出されても良いかもしれませんね。

Posted by: ラ・ペルラ | 04 June 2008 at 05:04 PM

「基本に忠実に、たんたんと、そして大胆に」が私の料理のモットーです。
美味しい料理を食べにお出でよ。

Posted by: mactt | 04 June 2008 at 09:06 PM

さるぢえさん
はい、昭和生まれですから・・・。
粉かき回すところからやってみると、液体ものの良さも分かるのかな・・・なんて思ってます。

kawamutsuさん
妖怪マニュアルですか!!
溶かす時の液温指定、徐々に混ぜる・・・以外にも何かあるんですか?

momochiさん
いえいえ、大変じゃないですよ。
ままごと感覚で恐縮ですが、楽しくやっとります。
>溶液の調製も、実はいろいろあってね(笑)
そこを教えて!!

tarningさん
>公開されている処方以外の物
それが入っているのと入っていないのとでは、
どんな感じに違うのでしょう??
この世界も、いろいろあるんすね・・・。

ラ・ペルラさん
激励ありがとうございます!!

おっしゃる通り、こだわりを持つような次元にはおりません。
何せ、D-76が現役バリバリの頃も、
TXの伝説も知らない若輩者ですから。
それ故、先人達の道を、
早足でもいいから、なぞってみたいと思います。
また、現像液によって、どう変わってくるのか?
を実感しない限りは、ビジョンも見えてこず。
自分で試してみるしかないなあと思っています。
誰それさんが言っていたけど、
○○は▲▲らしいよ・・・
という輩にはなりたくないので・・・。
とにかく、やってみます。
ほんとに、いつもありがとうございます!!

macttさん
"大胆"。
私に一番欠けているのは、それですわ♪
今から金沢まで伺えば良いですか?

Posted by: 休日郎 | 04 June 2008 at 10:00 PM

こんばんなら、美味しいとこへお連れできますが?
すばらしく旨い鮨屋がありますよ。

Posted by: mactt | 05 June 2008 at 01:09 PM

おやっさん♪
く〜!!!仕事休めばよかったっす!!
クヤシー!!
白岡さんが「よろしく」とおっしゃってました。

Posted by: 休日郎 | 05 June 2008 at 01:35 PM

明日の06日にガロでパーティがあるんですが、行けなくて残念です。
残念ついでに、もう食べれないくらいに寿司と加賀の銘酒「菊姫の大吟醸」を飲んで喰って来ました。
当分、寿司を見るのも結構です。
一度、みんなで加賀旅行に行きませんか? これから、多分毎月行くことになりそうなんで、は~い。

Posted by: mactt | 05 June 2008 at 09:25 PM

Mのおやっさん
加賀旅行?!魅力的ですね!!!
行きまーす♪

Posted by: 休日郎 | 06 June 2008 at 10:54 AM

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Posted by: busana muslim calosa | 30 August 2015 at 04:38 PM

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