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21 February 2009

街の存在が、心を落ち着かせてくれる瞬間

L1010967

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17 February 2009

村上春樹のスピーチ(イスラエルにて)

村上春樹さんが、エルサレム賞を受賞した。

ガザ地区での悲劇を鑑みれば、辞退するべきではないか?

と、あちこちから声明が出ていたことを知り、
村上春樹は辞退はしないだろうな・・・って
思っていた。

うまく言えないけれど、
そういう原理で行動する人ではないと感じていたからだ。

だけど、あんなスピーチをやってくれるなんて事は思いもよらなかった。

報道されたコメント内容をインターネットで知り、
胸が熱くなった。
涙が出そうだった。
勇気ある・・・どころか、命がけのコメントじゃないか!!!

さらに帰宅後、
ガチガチに緊張して、
でも堂々と英語で話す村上春樹の姿を見ていたら、
自分を抑えきれず、テレビに向かって拍手をしてしまった。

村上春樹と言う人は、こんな言われかたを好まないだろうけど、
強く言いたい。

今日からあなたは、おいらのヒーローです。

中国新聞に掲載された要旨を無断で引用します。
(ごめんなさい。)
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2009021601000180_Detail.html

村上春樹さんの講演要旨 
 【エルサレム16日共同】作家の村上春樹さんが15日行った
 「エルサレム賞」授賞式の記念講演の要旨は次の通り。

 一、イスラエルの(パレスチナ自治区)ガザ攻撃では
多くの非武装市民を含む1000人以上が命を落とした。
受賞に来ることで、圧倒的な軍事力を使う政策を支持する印象を与えかねないと思ったが、
欠席して何も言わないより話すことを選んだ。

 一、わたしが小説を書くとき常に心に留めているのは、
高くて固い壁と、それにぶつかって壊れる卵のことだ。
どちらが正しいか歴史が決めるにしても、わたしは常に卵の側に立つ。
壁の側に立つ小説家に何の価値があるだろうか。

 一、高い壁とは戦車だったりロケット弾、白リン弾だったりする。
卵は非武装の民間人で、押しつぶされ、撃たれる。

 一、さらに深い意味がある。わたしたち一人一人は卵であり、
壊れやすい殻に入った独自の精神を持ち、壁に直面している。
壁の名前は、制度である。
制度はわたしたちを守るはずのものだが、時に自己増殖してわたしたちを殺し、
わたしたちに他者を冷酷かつ効果的、組織的に殺させる。

 一、壁はあまりに高く、強大に見えてわたしたちは希望を失いがちだ。
しかし、わたしたち一人一人は、制度にはない、生きた精神を持っている。
制度がわたしたちを利用し、増殖するのを許してはならない。
制度がわたしたちをつくったのでなく、わたしたちが制度をつくったのだ。

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07 February 2009

潜入前

L1010965


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