16 October 2008

「パリ・ニューヨーク・東京」つくば写真美術館'85

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「パリ・ニューヨーク・東京」つくば写真美術館'85
のカタログを購入した。

つくば万博の開催期間に、
英仏日の百数十名の写真家の作品を展示した大写真展。
そのカタログだ。

アジェ、マンレイ、ブラッサイ、ケルテス、ブレッソン、ドアノー・・・
クライン、フランク、アーバス、
アンセル・アダムス、アヴェドン、ベッヒャー夫妻、メイプルソープ・・・
木村伊兵衛、土門拳、植田正治、
石元泰博、東末照明、細江英公、
森山大道、荒木経惟、杉本博司・・・
まるで教科書みたい。
田村彰英さんは「永遠の写真少年」と評されている!!
印刷もキレイだし、豪華な本だ。

このカタログをめくると、写真のトレンドが俯瞰して見える。
でも・・・この写真展が開催された85年から、
大きく変わっていないように見えるのは気のせいだろうか?

そして、
当時の新進作家として、
清家冨夫、ハナブサリュウ、飯田鉄、小瀧達郎、田中長徳、石内都、白岡順・・・
という名が挙がっているのが、興味深い。

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10 October 2008

「写真撮ってどうするの?」再び

憧れの写真家がいる。
白岡順さんだ。

白岡さんの作品、言葉から、感銘を受け続けている。
ことあるごとに、観かえしたり、読み返したりしている。

以前このブログに書いたように、
白岡さんは「カロタイプ」という暗室を開設している。
そしてこの夏、ワークショップも開講した。

先週から「中級・応用コース」が始まり、
受講した。

初回は講評。
受講生の作品を、大きなテーブルに並べて、
1人1時間づつかけて、
話してゆく。

僕は、
アルルに持って行った写真から最近の写真まで、
(100枚くらいあったか)
この3年の間にプリントした写真を広げた。

2年前のモノクロ
去年のカラー
今年のモノクロ
おおよそ3種類のシリーズ。

これらを一挙に俯瞰して見る。
こんな風に自分の写真を見つめなおすのは始めてだった。

白岡さんは、3つのシリーズのうちどれが好きか?
他の受講生に聞く。
みんなはカラーが好きだと言った。
白岡さんは、最近のモノクロが好きだと言ってくれた。
(そうじゃないと、立つ瀬がないのだ・・・。)

「見せかたに気をつけた方がいいですよ。
いい写真がたくさんあるのに、
そうでない写真が混ざることで、価値を下げてしまいますよ。」

僕に5枚選び直させた後で、
「私ならこう選びますね」と
白岡さんが数枚入れ替える。

どうしたことだ・・・。
これが自分の写真なのかと見違える。

セレクト次第で大きく印象が変わることは、
重々分かっているものの・・・・
力不足を痛感する。

「写真をセレクトする力は生まれついてのものですか?」
「いいえ訓練です。」

選ぶ眼を手に入れたい・・・。
強く感じた。

「何か聞きたいことはありますか?」

と声をかけてくれたので、
「えーとえーと、
 僕は、暗くてコントラストが低くて・・・
 なんというかそういう写真が好きで・・・
 フィルターの選び方とか、印画紙の選び方とか、
 そのぉ・・・
 これでいいんでしょうか?」
と聞いてみた。

すると
「何か問題があるんですか?」
と、逆に静かな眼で白岡さんに問われた。

何も答えられなかった。

誰のために撮っているのか?
自分の好きなようにやらなくてどうする?

と、写真に対する覚悟を問われた気がしたからだ。

かねてから自問自答している
「写真撮ってどうするの?」
という答えに、
ほんの少し近づけた・・・
ような気がする。

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03 July 2008

近況

7〜10本目は順調です。

コダックフィクサーは、10分の方が良さそうです。

リールは、完全に乾かさないと、巻きに失敗しますね。
リールをもう一本用意し、
一日最大2本までしか現像しないこととしました。
(もう一本リール買えば、3本までできるか・・・)

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08 June 2008

トイレで巻いている

私は、トイレでフィルムをリールに巻いている。
夜は光が入らないので、丁度いいのである。
昼間も巻きたいので、ドアに目張りをした。

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しかし、少し暑い。
本格的な夏が到来したその時、
果たして私は、トイレで巻き続けられるのだろうか?

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07 June 2008

ひんやり涼しげ

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教わった、現像液の冷やしかたをやってみる。
ペットボトルを凍らせて、バットの中でぐるぐる。
現像液が、気持ち良さそうにしている・・・。

5本目を干したので、
タンクが乾いたら、もう一本行ってみよう♪

※追記
・・・っと調子にのっておりましたが、
6本目はリール巻きにシッパイ!!
暗黒のトイレ内で
「こりゃ、巻けてないな・・・」
っと巻き直すも、時既に遅し。
パーフォレーションがゴニャゴニャに・・・。
自信喪失!!
一服して気をとりなおし、巻き直したものの。
ゴニャゴニャになった近辺は、盛大にムラムラしておりました。

ご用心ご用心。
用心召されよ、休日郎殿!!

ランチビールなんぞの後に、
ヨユーこいて現像しちゃぁ、あきません!!

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06 June 2008

アップフィールドギャラリー 企画展「Invisible moment」

現像・プリントでお世話になっている、
湊雅博さんの「アップフィールドギャラリー」で
本日から企画展が始まります。

「Invisible moment」

[展示写真家]
坂本政十賜 Masatoshi Sakamoto
福居伸宏 Nobuhiro Fukui
(http://www.nobuhiro-fukui.com/)
湊雅博 Masahiro Minato
山方伸 Shin Yamagata
(http://www.geocities.jp/ymgtsn_p/)


2008/6/6(金)~29(日)
12時~19時 会期中無休
アップフィールドギャラリー

http://www.upfield-gallery.jp/
千代田区三崎町3-10-5 原島第3ビル 304
水道橋駅西口から徒歩3分
九段下駅から徒歩10分

おいらは、本日観にいきまーす。

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05 June 2008

3本目・4本目

3本目・4本目は、
D-76~コダックフィクサー、T-max〜ハイパムフィクサーとで現像してみました。
地の色が違う・・・。
定着液の違いかな?

普段街撮りなんかをする分には、
24枚撮りの方が、
撮影条件によって現像時間を変えられたりで、
汎用性が高いのかもしれない・・・。

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白岡順さんの暗室

白岡順さんといえば、
国内外のあまたの美術館に作品が収蔵されている写真家だ。
長年パリで活動され、今は東京造形大学の教授。


「視よ、ただひたすら視よ。
 見ること、自分自身を見ること、見られること - それは何を意味するのか。」
の人だ。

その白岡教授の暗室にお邪魔した。

市ケ谷のマンションの一室。
ノックして、そ〜っとドアを開けてみると・・・
ガーン!!
サンタさんが!!!
いや、白岡さんご本人がいらっしゃるとは思わなかったのだ。

現在、貸し暗室開業に向けて、急ピッチで準備をされている最中。
そんなお忙しい中、
「ちょっと暗室見てみますか?」
と案内してくださった。

「昔から貸し暗室をやりたかったんだ。」
と、目を輝かせて語る様子は、子供のよう。
作家はいつまでも若いんだなぁ。

「バライタの定着や水洗は人に任せたくない人もいるだろうから、
 自分でもやれるようにしたいんだ。」
というお話が印象に残った。

「ここで一枚いいですか?」
と聞くと、パリッ子のように笑顔でポーズを取ってくださった。

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レンタル暗室・ワークショップ・ギャラリー
カロタイプ
まもなく稼働だそうです。

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04 June 2008

D-76

「一生に一度くらい、基本中の基本からやってみては?」
とフィルム現像に関して、田村彰英先生からアドバイスを頂いた。
フィルム現像も、プリントも、
最初に教えてくださったのは田村さんだ。
先生の言葉は重い。

とにかく、今年のモットーは、「基本に忠実に、たんたんと」やること。

シロートにやさしい現像レシピを丁寧に教えてくださった、
写真の大先輩が住む横浜に深く深く頭を下げ、
D-76とコダックフィクサーを買うために、ヨドバシへと向かった。
(お忙しい中、親切に教えてくださったラ・ペルラさん、ごめんなさい!!)

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すると、
印画紙コーナーの前に、金村修さんがいた!!
「先日は写真を見ていただき、どうもありがとうございました♪」
「あぁ、ドーモドーモ」

「ニューシーガルって店頭でも売ってるんだねぇ」
「そぉですね、でもWEBの方が圧倒的に安いですね」
「そう、・・日までは、特に安いんだよ」

「(手にした薬品を見て)あぁ、D-76?そうね、写真学校でもD-76からだからねぇ。
 ちなみに定着は、これ(富士スーパーフィックス)いいですよ。」
「いえ、田村先生が・・・で・・・・とおっしゃるので!!コダックフィックスじゃなきゃだめなんです(汗)」
「ああ、なるほどね、確かにね。」

という世間話(?)をして、お別れを言い、
今度は江古田へ向かった。
一ヶ月ぶりの2Bに行くと、笑顔のムッシュ渡部さとるが、英語で話しかけてくる。
さては、パリフォト対策だな?!いよいよグローバル戦略をとるのか?

デジャ=ブのバックナンバーを見せてもらって、
白岡順さんのページにため息をつく。
あぁ、実物観たいなあ・・・。
(今年の国立近代美術館の所蔵展を見逃したのが悔やまれる。)
そうこうしているうちに、久しぶりにさるぢえさんにもお会いでき、
アルル用の新シリーズのワークプリントを見せてもらう。
本焼きが楽しみ♪

そうこうしているうちに時が過ぎ、江古田を後にした。
ちなみに、2Bのデフォルト現像液はマイクロドールX。

その後、現像液を貯蔵しておく手ごろな容器が見つからず、
意外な苦戦を強いられましたが、
昨夜、とうとうD-76ができあがりました。
今夜現像してみます。

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31 May 2008

二本め

昨日の夕方、出かける前に現像してみた。

リールに巻き終わるまでのスピードが、以前より早くなった。
しめしめ。
リール巻きの苦手意識さえ消えれば、もっと楽しめるぞ。

一時間半あれば、
薬品の準備からネガを吊るすまでを
終えられるようだ。

心なしかネガが柔らかいようだ。
(調子ではなく、ネガの強度)
なんでだろう?

2ℓ用の薬品タンクを、もう二本買ってきた。
耐水性のラベルを貼っておかないとなあ。

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