09 July 2008
07 December 2007
来たバスに乗れ
渡部さとる"師匠"の作品5点が、ケ・ブランレー美術館に収蔵された。
展示の話が進む様子を、アルルで目撃したこともあって、それはそれは感慨深い。
そして昨日、美術館で作品を観た一般の方から、
「クリスマスプレゼントに写真を買いたい」というメールをもらったそうだ。
とても美しいニュースだ。
(おこがましいけど、自分のことのように嬉しい。)
そんな渡部さとる"師匠"が、ここを読んで自身の日記で激励してくれた。
日記はココ
ぐっとこみ上げるものがあった。
共有した時間と経験と思いが、
行間に、ぎゅ〜っと凝縮されていたからだ。
それに、竹内さんのレビューの後、
師匠が「Subjectの意味が分かって良かったね。」
と声をかけてくれた笑顔が思い浮かんだからもある。
不立文字という言葉がある。
禅では言葉よりも体験を重視している・・・
というかロジックを否定すらしている。
「禅は言葉では理解できない。体験を通じてのみ理解できる」という意味だ。(と解釈している。)
これは、
「言葉で伝える必要はない」
「言葉なんか不要だ」
という意味ではなく、
「言葉だけで全てを伝えることはできないということを知っておくべき」
という意味でもある(と解釈している)。
身をもって体験してみないと分からないもんだ。
撮って、アウトプットして、セレクトして、見せて。
飛行機乗って、食って、飲んで、見せて、
打ちのめされて、また食って、寝て、見せて。
考えて。
カラダとジカン(とオカネ?)を使って、やっと分かった。
理解力がないから仕方がない。
師匠のおっしゃるとおり、
「アルルは彼にとって人生において大事なできことだった」
だから、渡部さとる”師匠”には、深ーく感謝している。
「来たバスに乗れ」と渡部さんは言う。
次のバスが目の前に停まったら・・・
懲りずに、また乗るだろう。
06 December 2007
見ること
見ること
自分への戒めのために、
ここに書いておこう。
写真評論家の竹内万里子さんに写真を見てもらった。
とてもありがたいことだ。
そんなありがたい機会があったにも関わらず、
書かなかったのは、
効いていたからだ。
あまりにも美しく、丁寧に、穏やかに、鋭利に斬られたため、
昇天するまで、数日を要してしまった。
頂いたコメントを
ものすご〜く、要約すると、
夜の写真なのに、怖さを感じない。
(見ていただいたのは、夜を撮った白黒写真)
散歩する為に写真を撮っているように見える。
何も写っていない気がする。
語りかけてくるものが無い。
夜の写真自体、既視感がある。
5枚にしぼるとしたら?
(しぼってお見せすると)少し安心した。
なんか、おしい。
写真でなければ、ならない理由は?
夜だからこそ、徹底して見る。
もっと丁寧に。しっかり撮る。
といったところ。
全てお見通しだった。
アルルでもらったコメントが思い起こされる。
「ここには君しか写っていない。
Subjectを撮れ。」
あれから、考えていた。
「自分しか写っていなくて何が悪いのか?」
とも思った。
でも、
自分しか見えていなかったのではなく、
自分を見ていなかったのではないか?
そう。
おいらは、写真を撮ってる自分が好きで、
ローライで、何か撮りたいから、何か撮ってるだけだったんだ。
もっともっと、
その被写体は自分にとってなんなのか?
何故撮るのか?
何故この写真を選ぶのか?
何故スクエアなのか?
何故、何故、何故・・・?
おいらは、小器用な方なので、
後付けで理由付けするのは得意だ。
でもさ、
それじゃあ、な〜んにも写るわけない。
これって、生きることにも通じるハナシだ。
うすっぺらな自分しか写っていない、
うすっぺらな写真であってもいいと思う。
が、しかし、
もっともっともっと、そのうすっぺらな自分を見ていないと、
な〜んにも写らないんだ。
そんな思いつめて撮ることないんじゃない?
もっと気楽に楽しめば?
自己満足でいいんじゃない?
とも思う。
でも、そんな自分に気がついてしまったからには、
このままではいられない。
なあ、休日郎君よ。
目をそらして、とじこもっていたいなら、
口あたりがいい人生を送りたいなら、
いつまでも、カラオケボックスに閉じこもって唄っていればいいさ。
それじゃ、死んでいるのと変わらないけど。
それがいやなら、
自分と世界を、
よ〜く見るんだな。
例え、それが無様で不条理でな自分と世界だとしても、
もっともっと、広く、深く、見ていきたい・・・
そう思う。
※追記 レビューの様子
漂流者
Workshop2B
29 July 2007
27 July 2007
26 July 2007
25 July 2007
14 July 2007
写真仙人
渡部さとる師が個展を開催中だ。
今日は、アルル凱旋報告も兼ねたトークショーが開催された。
渡部さとる 写真展
traverse
ギャラリー冬青
東京都中野区中央5-18-20
2007.7.3〜28
11:00〜19:00(最終日は14:00まで)
休館日:日・月・祝
師匠の話の中でとても印象的だったことがある。
師匠が書いたアルルの記事が、デジカメWatchに近日掲載されるのだが、
師匠の記事や休日郎のブログを読んで、
「来年以降、どんどん日本の写真家がアルルに行ったら面白い」
とのたまう。
これまで、断片的な情報しか紹介されなかった
アルル国際写真フェスティバルの
詳しい生っぽい情報がインターネット上にアーカイブされ、
日本の写真を愛する人たちに役立つのが嬉しいということなのだ。
師匠って、どこまで人間が出来ているんだ?!
仙人か?!
と驚いた。
2Bというワークショップ活動にしろ、
OBの写真活動へのバックアップにしろ、
ほんとに「写真に関わる物事全体」を愛してるんだなぁ・・・。
素人から見てると、
時々、もっとガツガツ売り込めばいいのに・・・って思うくらい。
でも、そういう人柄が、
アルルでの出逢いを産むのだろうなぁ。
そんな師匠の写真がアルルで認められて、
本当に良かった。
先生!!おいらもホントニ嬉しいです!!
11 July 2007
アルル:もう一つのイベント
アルルには日本から、もう1人、いやもう1家族参加されていました。
2Bの大先輩、Hさんだ。
この人の偉いのが、奥様とお嬢様と一緒だったこと。
おいらなんか、写真に無中になると、
友人も親しい女性もほっぽらかし。
(これだからもてないのだ。)
四面楚歌になりがちな同志の中で、
Hさんは希有な人なんじゃないか?
しかも、
アルル滞在中、奥様はお誕生日!!
ゴッホが描いたことで有名なカフェで、
みんなでささやかにお祝い。
途中、別々に行動していたのだけど、
帰りの飛行機が一緒だったので、空港でお会いする。
一足先にパリに戻って、そこでの出来事を、
息の合ったやりとりでお二人から聞く。
とても仲が良さそう。
家族ってものも、なかなかいいもんだ。
09 July 2007
ただいま。
成田に到着して、
預けていた、ちっさい車を運転して走り出す。
これまでの事。これからの事。
やり残したこと、やりたい事。
アルルの旅は、
自分の写真に対しても、
生き方に対しても、大きく影響を及ぼしそうだ・・・
などと、つらつら考えながら高速を走る。
すると、次郎太さんから電話が。
そうだ、旅の終わりは「旅写真展」で締めよう!
と思い、新宿御苑へ向かう。
[旅] 写真展 『雨奇晴好』
会期 :7月5日〜11日 (日曜休館)
時間 :AM10:00〜PM6:00 最終日PM3:00迄
於 :アイデムギャラリー〔シリウス〕
住所 :新宿区新宿1−4−10 アイデム本社ビル2F
TEL :03−3350−1211
アクセス :地下鉄丸の内線「新宿御苑前」駅下車 徒歩1-2分
http://www.photo-sirius.net
スゴイ・・・。
みなさん・・・レベル高し・・・。
アルルで写真を見てもらうなんて、
おいら10年早かったんじゃねーの?
なんて、思って会場内を見ていると、奥から聞き覚えの有る声が。
今年写真集を出版した、海野未来雄さんだー。
日本に帰ってきた実感が湧いてくる。
「海野さん、アルルに行けばよかったのに!!」
「金が無いんだよ。」
「プリント始めて1年。カラーなんか3ヶ月のおいらがアルルなんておこがましかったっす。」
「そんなのカンケーないよ。」
「ですよねー。」
海野さん。この人は、いつも端的に「はっ」とさせてくれる。
「ちゃんと帰るんだよ。」
そうだ。お家に着くまでが遠足だ。
会場を出ると、「Mのおやっさん」から電話があった。
渡部さとる師匠、ももちさん、出口こずえさん、4人そろって成田に着いたで、とのこと。
おいらはANAで、2時間早く成田に着いたのだ。
実は、渡部さとる師匠、ももちさん、出口こずえさんは、予定のTGVに乗ることが出来ず、
一時は帰国も危ぶまれていたのだった。
いや〜、よかったぁ〜。
このあたりは、師匠の日記で手に汗握る攻防が書かれている。
今読むと笑えるけど、ほんっと心配しました・・・。
家の近くのツタヤに寄る。
アルルで大アクションシーンが繰り広げられる、
「RONIN」を観るべく、DVD借りて、
スーパーでビール買って、つまみ買ってわが家へ!!
ビールを飲みながらDVDを観ていたのだけど、
アルルが出てくれる前に、
いつの間にか、ソファで気絶していた。
08 July 2007
ステーキフリッツwizソイソース
7月7日-2
昼飯はさっぱりしたものを食べよう!
ということで、牛ステーキとフレンチフライ。
「痛風になっちゃうんじゃないの?」などと笑いながら、
むしゃむしゃ食べて、
フォとフォリオギャラリーを観に行く。
そこには、出口女王の写真が展示されている。
すごい・・・レベル高い・・・。
大きく出力された展示写真とブックは、
どちらもインクジェットだ。
こんなヤツらに混じって、写真を見てもらってたのか・・・。
まだまだ修業が必要ですナ。
その中に並ぶ出口女王の作品は、異質で孤高だった。
スゴイゾ女王。
午後のレビュー。
Jean-Jacques Naudet氏
フランスの雑誌のディレクター。
で?どうしてほしい?
君は日本に住んでいる。
君の写真は好きだけど、何ができるか?
難しいよ。
ヨーロッパで何かしたいのなら、e-mailをくれたまえ。
Laurence Brun女史
National Center Photography in Parisの教師。
英語が苦手な感じ。
話にならず。
そうね、白黒のブックの方が好きだわ。
以上よ。時間だわ。
さらっと終了。
フランス人は、議論好きと聞く。
おいらのレベルで、フランス人に見てもらうには、
もっともっとプレゼンテーションできなければ、
アドバイスを引き出すのも難しいのだと思った。
海外でやってきた仕事で気をつけていたこと同じなんだよな・・・。
こちらも相手の文化に最大限の敬意を払わなくてはいけないのだ。
そんなことをつらつら考えながら、
ぼーっと放心していると、
「Mのおやっさん」がやってきて、
笑顔で「どやった?」
「玉砕です。」
「そおかぁ。」と、またにんまり。
この人の笑顔と関西弁のギャグには相当救われたなぁ。
待ち合わせの場所へ向かい、
いつものピーチシロップ入りのビールを飲みながら、
みんなの顔を見る。
ぶっきらぼうだけど、ほんとはやさしくて、面倒見のいいももちさん。
今日まで写真を生活の中心において、ギリギリまで自分と写真を研ぎ澄ましてきた出口女王。
そして渡部さとる師匠。
撮って焼いて選んで見せて・・・の楽しみ方を教えてくれた心の師匠だ。
みなさんには、ほんと・・・支えられました。
だけど、何をあまっちょろい事を!
と、もう一人の自分が言う。
そんな自分に応えるために、いつかは一人で闘わなければ♪
アルル最後の夜は、
ガスパッチョとカルボナーラとステーキフリッツ。
Mのおやっさんがスーパーで買ってくれた、醤油をかけて食べる。
うんめぇ〜!!!
おれたち、やっぱり日本人だ。
師匠のパリフォトへの出展は、10月末。
主催者側の企画展示で、各国の様々な写真家達と一緒に、
セーヌ川沿いに展示される。
おいらはというと、
火曜には次の仕事の打ち合わせだ。
たくさん稼いで、もっともっと写真を作ろう。
7月8日
日本、パリ、ドイツから頂いた激励のコメント。
みなさん、ほんとうにありがとうございました。
そろそろ帰国の時間だ。
めだぁむ?チェックアウト、しるぶぷれぇ。
おるぼわぁ〜、アルル。
7月7日ー1
7月7日(土)
七夕。
ですね。
おいらは、織姫様とお会いできるのでしょうか?(笑)
今日も日差しが強い。
長時間外にいたら、ぶったおれてしまうだろうな・・・。
アルルの街では朝一をやっている。
ゆっくり見たいところだけど、パス。
フォトフォリオレビュー会場へ向かう。
師匠とももちさんが顔を出してくれて、
笑顔を見せてくれた。
くくく。
ほんと試験みたいだ。
お一人目は、N.Y.のギャラリーの女性ディレクター。
Julie Saulさん。
「空っぽのプール」のキャプションを読んで、
いたく喜んでくださる。
「この文章ちょーだい。それかe-mailで送って。」
「この文章は、冒頭に置くべきよ。」
「MURAKAMIみたいね」みたいな感じで。
写真を褒められた訳じゃないけど、これはこれで嬉しい。
考え方を認めてくれたんだから。
そして
「この構成は、人生なのね?」
と理解を示してくれる。
ところどころ、このカットは不要では?
枚数を絞ったら?
サイズはもっと大きいほうがいいのでは?
Andanteと混ぜてみたら?
と具体的なアドバイスをくれた。
カラープリントを始めて3ヶ月にしちゃあ、上出来じゃないか?
次は、Alain Willaume氏
フランスのキュレーター。
今年のアルルの、インドの写真の責任者だ。
そして、Jean-Christophe Bechet氏
フランスの出版者。
このお三方は、間の時間なしに続けざまだったので、
まだちょっと整理がついていない。
どちかの方は、暗い写真がいいねと。
もう片方の方は、明るい写真がいいねと。
いずれも、もっと絞ったほうがいいと。
また、空っぽのプールとAndanteと混ぜてもいいのじゃないか?
とも言っていた。
Bechetさんは、おいらのノートにフランス語で、いっぱいコメントを書いてくれた。
これは帰国したら、翻訳してもらおう。
怒濤の1時間が過ぎる。
午前の部、終了・・・。
つづく・・・。
07 July 2007
前略 おかみさん、事件です。
7月6日(木)
今朝は、ゆっくり目に起きる。
朝食の後、
ホテルのプールサイドで、コーヒーを飲んだりして。
仕事の電話も数本したりして。
南仏のホテルのプールサイドで、ビジネスの電話・・・。
わしゃ、マフィアかい!!(笑)
部屋に戻り、
ここを更新したりして、客観的に自分を見ていると、
いろいろ考えがまとまる。
誰にどう思われようが、
嬉しかったことも、情けなかったことも、
できるだけ書くのだ。
泊まっているホテルは、市街地から少し離れている。
強い日差しの中、たらたら歩きながら電話をかける。
渡部さとる師匠のレビューが終わる頃だった。
同行の「Mのおやっさん」が電話の向こうで、
「大変なことになっている」と言う。
僕らが「ゴッホカフェ」と勝手に呼んでいるカフェに急行!!
師匠が二人のヨーロッパ人と、S子さんに囲まれている。
そうこれは昨日、例のベストエディターが
「紹介してみるわ」と言った話が進んでいる現場なのだ。
大変な現場に来てしまった。
休「し、し、師匠?」
師「決まったわ。」
休「え・・・」
師「パリで写真展が決まった。」
休「オメデトウゴザイマス!!!!!」
10月末開催のパリ写真月間。
すごすぎる・・・。
a.イタリア人のベストエディター→b.パリの写真展の関係者→c.日本人の展示をしたかった人
こんな重要な決定事項が、
この街の中で、24時間以内に決まっちゃうのだ!!
この時期に、世界中から写真のエライ人がこの街に集まっちゃってる。
アルルって・・・。
ああ・・・こんなことって・・・。
スゴイ体験しちゃった。
たまたまS子さんと出会って、
イタリア人のベストエディターが師匠の写真を評価して、
昨日のあの時、S子さんが助け船を出して、
たまたまアルルに日本人の写真家を探している人がいて・・・。
ふぅ〜。
とにかく。
ダンナのGUIDOさん、S子さんと乾杯!!
今日まで、1度も日本に電話をしなかった師匠。
ようやく今日、電話で報告したそうです。
男って・・・。
そして夕方。
師匠のレビューを覗きに行くと・・・。
師「韓国でもやることになりそう。」
休「エ!!!!」
なんだこの強風は!!
ああ・・・でも・・・。
おいらもシアワセです。
06 July 2007
私たち、すこし強くなりました。
7月5日(木)の午後。
そろそろ麺が食いたい。
というわけで、ランチはベトナム料理店で、
フォーを食す。
食後。
出口こずえ女王を選出した王子様(?)
彼はオランダの著名な写真家であり、
雑誌のアートディレクターなのだ。
アルル国際写真フェスティバル主催者が招聘した写真家でもあって、
今年の目玉写真展の一つが、彼の個展だ。
たぶん、若者に大人気の今をときめく写真家なのだ。
そのErik Kesselsを観に行く。
行って観ると・・・。
なんじゃこりゃ?!
観てみると、
多くの人が語るように、
良くも悪くも、日本の写真は写真であることにストイックだと感じる。
おいらも含めて、なんかこう、写真「道」って感じだものなあ。
マグナムなどとは、対局に位置する、
おいらレベルの「写真とは」というフレームを越えた、
ビジュアルアートなんだ・・・。
紙に描かれた写真の展示方法も、
スライドショー、と簡単に表現しては誤解を招く怖れを感じてしまうような、
プロジェクション作品も、
おいらには、刺激的なものだった。
この人がケッセルさん。
王子様ね。
もてるんだろうなあ(笑)
そんななか、ケッセル氏に選ばれた出口さんのブックを、
主催者が作ってくれたので、
そのブックにサインをしてもらった出口さん。
受けた刺激はたくさんあるのだけど、
極めて強く印象に残ったのは、
モニターに、次々に映し出されるう○こ。
便器に鎮座するブツが、次々に映し出される。
恐らくケッセル氏のものであろう。
根性なしのおいらは、2〜3枚で目をそむけたが、
よくよく考えると気がついた。
世の中に、食べ物を撮る人はたくさんいる。
inputとoutputの違いはあれ、同じコトじゃんか。
あたりまえっちゃぁ、あたりまえのコトに感心する。
う〜ん。深いなあ・・・。
オーディエンスに、こうして語りかけることが、
アートなんだな。
でも申し訳ない、ケッセルさん。
おいらの中であなたは、う○こ写真の人になってしまいましたヨ。
昨日観た、Alberto Garcia-Alix展での、
スクエアフォーマットの、でっかい、ち○こ・ま○こも印象的だった。
「今年のアルルは、ち○こ・ま○こ・う○こですね」
などとアホなコトを真顔で、渡部さとる師匠に語りつつ、
アルルを歩く。
「なんかカレー食べたいね〜。」
なんて、無神経なコト言ってる私たち。
少し、強くなりました。
前日とは打って変わって、
めちゃめちゃ明るい師匠の表情。
アイスにご満悦。
このアイスも、明日朝には・・・。
えっと・・・。
アルルに来てるおいら達。
みんな、少し顔がふっくらしてきています。
でも、ほんとに、ほんとなんですよ。
イノチすり減らしてます。
信じてもらえないだろうなあ。
アルルの路地をうろうろして、カフェを探す。
もう、休憩かい!!
まーた、いつものカフェに行き着いてしまう。
アルルで、フランスの写真家から教えてもらった、
シロップ入りビールを注文する。
毎日、昼間っから飲んでいます。
と、ここで、昨日会った若い写真家に出会う。
これから写真を見せにいくのだとか。
彼は、アルゼンチンとフランスのハーフ。
甘いマスクが印象的だ。
彼が撮った中国の写真を見せてもらう。
美しい・・・。
赤が、とても印象的だ。
さて、少し足を伸ばして、
町外れの展示を観に行こうと。
そこには、アルル二日目に出会った中国人の写真があるのだ。
師匠が泊まっているホテルのロビーで、
タバコを吸っていると、
痩せていて繊細そうなアジア人の男が、フロントの女性と話している。
女性は「ごめんなさい、あなたが何を言っているのか?さっぱりよ・・・。」
すごすごと出て行こうとする彼の背中を見て、
ややこしそうだからほっとくか・・・と思いつつ、
「ムッシュゥ?」と話しかけてしまった。
どしたの?と聞くと、
おいらよりさらにたどたどしい英語で、
事情を話してくれた。
中国出張で鳴らした、得意の筆談コミュニケーションで
「郵送?」
と、顔を輝かせて何度も頷く。
ロンドンにCD-ROMを送りたいのだとか。
じゃあさ・・・
I want to send to London.
と紙に書いて
「このメモを彼女に持ってってみて」
と日本語で(笑)言う。
フロントで、ポストオフィスの場所を教えてくれたので、
彼は、DHLで送るようだ。
少し、話していると、
彼の写真が第14会場で展示されているという。
まじかいな!?
人は見かけによらないなぁ・・・。
その彼の展示を観にいく。
彼は、丘[QIU]さんという。
[ちう]さんと読むと近い発音。
会場は、町外れの工場跡だ。
おお〜!!
ちょ〜クール。
ほんとにさー。
スゴイよ、凄すぎるよ、アルル。
写真って、こんなにステイタスあるんだ・・・。
なんか、感動だ。
「おれもこんなとこで展示してみてぇ〜!」
と、師匠も興奮している。
ます、インドの現代写真家の展示。
おいおいおい!!
ものすごいじゃないか?!
かっこいいじゃないか!!
静かで美しくて・・・でも、オーディエンスに話しかけてくる。
ああ・・・。
思い出すと、胸があつくなる。
Blake先生がsilentって、おいらに言ったけど。
おいらに必要なのは、
この静寂に加わる言葉の一種なんじゃないか?
で、次。
よく分からないけど、
「Discoveri Aword」ってのがあって、
そのノミネート作品が、展示されている。
ここにQIUさんの写真があるのだ。
白黒作品だった。
なんだよー、美しいじゃないかー。
粗い粒子なのに、やさしくてなめらか。
気持ちの良い作品。
世界には、スゴいやつらがいっぱいいるぜ。
下記は彼のHP。
http://i-qiu.com/
写真好きなら、
アルルに来たことを、絶対に後悔しない。
来てみてよかった・・・。
写真で満腹になったけど、
腹が減ったので、
街の中心地に戻りステーキを食べる。
同行の「Mのだんな」曰く、
ヨーロッパでさっぱりしたもの食べたかったら、
牛!!
なのだそうだ。
目も腹も満足した私たち。
今日は、早めに帰ることに。
21時。まだ明るいけど、おやすみなさい。
「涙が出そうだった」
・・・つづき。
今日もキャンセルです。
急遽、ベネトンのcolors magazineの編集者、
Mauro Bedoni氏(イタリア人)にレビューとなる。
ひゅぅ〜、大物だなあ。
今日は、小型のカメラを回す。
昨日、注意されるまで、持ってきていたのを忘れていたのだ。
interestingだそうです。
「ふ〜ん、おもしろいね。」
ってところだろう。
この方からは、しきりに
「さあ、この写真について説明して。」
「この構成の意味を説明して。」
と言われる。
メモには、
Just try to be more clear in the expression of your meanings.
Try to make a longer series of photos covering a wider range of subject.
When you find a picture that works,
drag the other and continue working on the style
you formed stronger, such as the low light pictures.
とある。
説明を求められるということは、写真にパワーが足りないこともあるけれど、
気がついたことがある。
上に書いてあるとおり、自分の中で自分の写真への整理がついていないのだ。
語学力が不足しているだけに、質問への答えは、
極めてシンプルになる。
だけど、自分の姿勢がはっきりしていれば、
中学生レベルの英語力でも、伝えられたはずだ。
日本語では、レトリックで辻褄を合わせられても、
芯がぶれていれば、相手を納得させることはできないし、
写真もメッセージを持たない。
そしてもうひとつ。
ここ、アルルにやってきて、彼らと話をする目的意識が希薄だということ。
昨日、4人の専門家からアドバイスをもらった。
いろいろな質問をされた。
でも、彼らに質問をしていない。
「もちろん、おいらの写真ってどう?」
は、あたりまえのことだ。
問題は、その先だ。
欧米の一流の専門家と話すチャンスを得て、
一体、何を得ようとしているのか?なのだ。
思えば、
「ヨーロッパで、写真展をやる気はありますか?」
「写真以外の仕事から離れたいのですか?」
「東京から出て、別の場所で写真を撮り続けたいですか?」
というような質問があったが、
これは、ここアルルで「おれに何を聞きたいのだい?」
と、親切に手を差し伸べてくれていたのではないか?
あたりまえのことと思う方は大勢いるだろう。
けど、体験しないと自分には理解できなかった。
超一流のみなさんのおかげで、
こんな初歩的なことに、ようやく気付くなんて・・・。
くくく。
卑下ではなく、ちょっと笑ってしまう。
あさって、残りの5人と会う。
ここに毎日綴ることで、
聞きたいことがはっきりしてきた。
さて、そうこうしているうちに、
渡部さとる師匠のレビューが終わった。
今朝、おいらの大好きな、あのヒゲを剃り落として、
強い決意で臨んだ師匠。
興奮の様子だ。
「s子さん、大活躍だったよ!!」
イタリア人のフォトグラファーguido(我々と同じくレビューを受けに来た)
に連れ添って会場に来ていた、在ジェノバ日本人女性だ。
師匠のレビューの相手は、イタリアの女性編集者。
s子さんは、英語とフランス語は苦手だが当然イタリア語はペラペラ。
師匠と編集者の様子を気にかけていて、通訳をしてくれたのだ。
そして、
traverseが大絶讃だったらしい。
詳しく説明するまでもなく、
生まれた場所から離れ、また生まれた場所へ戻ってゆくという、
師匠の構成意図を理解し、高く評価してくれたと。
イタリアで日本人の写真を扱っている人物に紹介をしてあげよう、
とまで言ってくれたそうだ。
「紹介がうまくいかなかったとしても、
理解してもらえたことが嬉しい。涙が出そうだった。」
と顔を紅潮させて師匠は語った。
何しろ、彼女はヨーロッパ・ベスト・エディターに選ばれたほどの超一流編集者なのだ。
ここをお読みのみなさま。
「ヨーロッパ・ベスト・エディター絶讃」のtraverseは、
7月6日発売でございます。
05 July 2007
should be go west
アルル二日目。
ポートフォリオレビューは、いよいよ渡部さとる師匠と、おいらの番だ。
師匠は3名とのレビュー。
おいらは5名とのレビュー。
同じホテルに泊まっているHさんとレビュー会場に行くと、
師匠と、昨夜栄冠を手にした出口こずえ女王は到着していた。
(師匠からの指令で、実名記述に切り替えました。)
おいらのレビューは9時半開始。
「二番手行ってきやす。」と師匠に一礼。
敵はTony Chambers氏。
UKのWallpaperMagazineの偉い人だ。
致命的な語力の問題で、難しいことはよくわからないが、
おいらのフェティッシュな写真を見て、
割と明るい写真よりは、暗いほうの写真を褒めてくれた。
英語に自信がないので、メモを書いてもらった。
you have a great poetic eye and technically you are very comfortable,
so should be no problem for you to push on with your work in photography
and think seriously about doing it full-time.
best of work.
Tony
だそうだ。
なんか、褒めてくれてるけど、本音かどうか分からない。
可も無く不可もなくといった感じか・・・。
連絡先ちょうだい、と言ってくれたから、
まあ、全然ダメってことじゃないのだろう。
別れの握手の時の「Conglaturation」の意味が不明だった。
がんばれって励ましてくれたのだろう。
続けざま、二人目。
Maarten Schilt氏
オランダの出版者。
この方には、きっぱりダメだしされた。
この写真は、sbjectが写っていない。君しか写っていない。
私にはとても遠くに感じる・・・みたいな感じ。
メモには、
Subjects too much near to yourself.
Looks like self therapy.
Take subjects further away from youeself
and concentrate on that.
とある。
おっしゃるとおりですわ・・・。
じゃあ、人も撮っているけど、これもおいらしか写っていない?
とポートレートを見せてみる。
彼が、この三枚がベストだ、と選んだのは、
中平卓馬さん、田中長徳さん、ハービー・山口さんを撮った写真だった。
「写真家の顔」シリーズは、気長に続けて行こうと思う。
続いて、出口女王に栄冠を渡した、Erik Kessels氏。
は、会場にいらっしゃりませんでした・・・。
欠席でございます。キャンセルでございますわ。
3人目。
Nicolas Combarro氏。
スペインのギャラリーのキュレーター。
この方は、随分褒めてくださる。
1枚1枚、ブックから撮り出して、beautifulと・・・。
この方も、普通の被写体より、フェチな写真に反応し、
ミステリアスとかエモーショナルとか・・・。
あなたと私は違う視点を持っているが、あなたの視点がとどいてくる・・・とか
で、empty poolが、すごく心にとどいてくる・・・
みたいな話だった。
意図は分からないが、
ヨーロッパで発表する気はあるか?
ギャラリーや出版者に持ち込んだか?
Videoは作ったことあるか?
と、いろいろ聞かれた。
アンダンテと空っぽのプールを見せたのだけれど、
どっちが新しいのか?
ああ、やっぱり。
空っぽのプールの方がいい。
みたいな感じ。
名刺くれと言ってくださいました。
アンダンテを局紙で出力したプリントと一緒に渡す。
プリントもうまいですね。
だそうだ。インクジェットだけどね。
書いてくれたメモには、
NARRATIVE LIGHT ← very good
↓
EMOTIONAL(focus on emotion)
とあった。
黒髪で長髪で、すごくかっこよい人だった。
アルルに行く前に、
一人くらい、「おもしろいじゃん」って言ってくれたら・・・
と、ここに書いたのだけど、目標は果たせた。
ふう・・・。
このあたりで、30分ほど空き時間ができる。
すると、師匠が、眉間にしわを寄せている。
「甘く見ていた」そうだ・・・。
師匠のメインは、
実は出版したばかりの「traverse」ではなく、
4×5で撮った「Tokyo Landscape」なのだ。
日本カメラの企画で、
インクジェットプリントを自家製本したブックを持って臨んでいた。
師匠がここまでレビューしてもらった偉いさん達に、
「何故、このアウトプット型式を選んだのか?」と
かなりつっこまれたらしい。
おいらみたいなアマチュアと違い、高次元で敵と闘っているようだった。
「もっと大きなサイズで(オリジナル)プリントして持ち来むべきだった。」
とのたまう。
「江古田くらいの広さの小さな街のイベントだぜ、きっと・・。」
なんておっしゃってましたもんね♪
そうこうしているうちに、おいらの出番だ。
Robert Blake氏
N.Y.のICP(International Center of Photograph)のキュレーターだ。
この人も超有名な人(みたい)。
えーと、まず。怒られました。
とても静かに、目をまっすぐ見て、紳士的に。
「私は、フォトグラファーだ。これはカラーコピーだね。」
ブック用ファイルののビニール越しに、印画紙を見てもらうより、
見やすいかなあと思って、カラーコピーを見せていたのだけど、
Blake先生には通じませんでした。
そう、この方のお話の仕方や、内容は教育者なのだ。
スイマセン!!
あわてて、プリントのブックを差し出す。
1枚づつゆっくり見て、ページの構成に関して、
「ここはこうだけど、分かってやってるのかね?」
「はい!」
ゆっくり大きくうなずく。
みたいなやりとり・・・。
見終わって一言。
「silent.」
とおっしゃる。
その後、かなり難しいお話・・・。
まだ整理ができず、
「これは禅的な質問だが・・・」
と深いことも聞かれてしまった。
この人、スゴイ・・・。
TVカメラの取材みたいな連中に撮られてるし、
完璧にやられました。完敗です。
先生にも、メモを書いていただきました。
1.you see the light
2.the light reveals the subject
3.BUT (※ここにトリプルアンダーライン)
the shadow is also the subject
4.AND(※ここにダブルルアンダーライン)
your work will improve as you(※ここにトリプルアンダーライン) see
(※大きい円の中に)
light
subject
shadow
feeling
(※最後に)
as ONE(※ここにダブルルアンダーライン)
えーっとちなみに、先生の言葉の全てを理解できなかったので、
メモを書いてくださいませんか?
と、他の3人と同じようにお願いしたら、
「私は英語を、君は日本語を話している。分からなくて当然だ。
しかし、何故、テープレコーダーを持ってこなかったのかね?
時間もお金ももったいないのではないかね?」
おっしゃるとおりです。
今度は、気をつけます。
最後にもう一つ、言われた。
おいらの撮った、夜の京都円山公園、冬桜を指して、
「これは樹だね。
君の樹を撮るのだ。」
Blake先生は、厳しいけどスバラシイ先生だ。
直接お話できたことは、とても光栄なことなのだと思った。
ここで、午前中の授業は終了。
今日のおいらの出番は終わり。
すんごく疲れた・・・。
だが、
師匠は、夕方もう一戦交える。
昼食を取り、
写真展をいくつか観る。
マグナムフォトのRaghu Raiのインドで撮影された作品を観て分かった。
これが、Schilt氏の言っていた「subjectsを撮れ」ということなのだ。
ものすごいパワーだ。
一緒にいたmmtさんは、パワーにあてられて具合が悪そうだった。
でもそこには、確かにインドが写っていた。
アドバイスを受け、
その意味が実体として分かる・・・。
アルルって、いいわ。
17時半。
師匠を応援しに会場へ。
見たことのない表情の師匠が、偉いさんと話している。
偉いさんは、やさしい笑顔で師匠の写真を見ている。
おお!!好感触だ!!
しばらくすると、mmtさん、え〜い面倒だ、ももちさんが呼ばれる。
急遽、通訳者だ。
な、な、何を話しているのだ?
レビューが終了し、名刺代わりに手ぬぐいを渡し、
満足げの表情の師匠。
ちゃんと印刷して、ヨーロッパに持ち込みなさい。
きっと受けるよ。
と言われたとのこと。
「should be go west だとよ。」
次の写真集への挑戦が始まる。
そう予感した。
えーと、おかみさん。(師匠の奥様)
私が持ってきたケータイは快調なのですが、
師匠のケータイは、全然つながりません。
同じキャリアでも、機種ごとに性能差があるようです。
そこで伝言です。
「アルルは江古田より大きかった。」
だそうです。
04 July 2007
D女王誕生の瞬間
アルル国際写真フェスティバルが、いよいよ幕開け。
フォトフォリオレビューも本日から開催だ。
このレビューで、各国からきたエライさんに見てもらって、
アドバイスしてもらえる。
さらに気に入られると、
オシゴトが海外から舞い込んだりすることもあるとか・・・。
各エライさんは、それぞれ4枚お気に入りの写真を選ぶ。
選ばれると、2ヶ月間アルルで展示され、
簡易ブックを作ってくれて、
HPにも掲載されるのだ。
各国から200名くらいは参加しているようなので、
結構狭き門。
2B門下生のトップバッターはD女王。
応援の為・・・というより様子が見たいので、
渡部さとる師匠、「Mのだんな」、「ももち」さん、おいらの四人も会場へ同行する。
会場はこんな感じ。

師匠の頭に巻かれているのは、
さるぢえさんデザインの、
「旅するカメラ3」発売記念手ぬぐい。
さすがフランス。
午前中からスケジュールが押していて、みんなで待つことに。
そんなこと言ってるうちに、待ってる者同士で写真を見せあったりし始める。
あっという間に、いろんな国の写真を愛する者が集まってくる。
すごい・・・。
アルル国際写真フェスティバルの正式名称、
「アルル・写真の出逢い」って言うだけあるぜ。
このイベント、やぱりホンモノだ。
アルルの街中で、いろんな写真が展示されているのだけど、
刺激物がいっぱい。
そして・・・・。
なによりのビッグニュースが舞い込む。
D女王が選ばれちまったのだ。
オランダのエライさんに選ばれちまったのだ!!!
初日なのに、もう?
選ばれちまったったら、選ばれちまったのだ。
すごいよ、すごすぎるよ、D女王!!!
このトレビアンな瞬間に立ち会ってしまった事を
すごく幸せに思う。
アルルに来て良かった。
江古田勢は世界で通用するのね・・・(涙)
こうして、盛り上がる中。
ふと我に返る。
そう、明日は師匠とおいらの番なのであった。(♯漂流者風)
ちょっと・・・
ナーバス。
お花の香りの入浴剤入りバスタブで、
リラックスして臨むつもりなのであった。(♯しつこく漂流者風)
03 July 2007
02 July 2007
パリ
パリ初日。
大荷物と、地下鉄の階段で、へとへとになる。
バスティーユのホテルから、ポンピドゥセンターまで歩いて往復。
パリで撮ると、ちゃりんこ写真も、おされ。まったく。絵になる街だぜ。
夜。
渡部さとる師匠が到着した。E-510を持ってのご登場。おいらもオリンパスは大好きなので、なんだか嬉しい。
門下生のMさん、Dさん、そしてパリ在住のDさんのお友達三名様、計七名で食事。音楽家、舞踏家から写真家、こりゃオモシロイ。
嬉しいことに、師匠が発売前の旅するカメラ3を下さった。
不思議だ。歩き疲れてへとへとだけど、この人の顔を見てると元気が湧いてくる。ここは、パリのバスティーユ。なんだけど、江古田みたーい。
明日はいよいよ、アルルへ向かう。
29 June 2007
25 June 2007
セレクト終了
今日はお仕事だった。
夕方までに仕上げて、2Bに行くつもりだったけど、
誤算だった。
でも、いいんだ・・・(涙)
先週の深夜、会社の会議室にこもって、
テーブルにドバーっと拡げてセレクトしたから。
アルルに持ってくブック用の。
ツライけど楽しい。
楽しいけどツラかった。
持ち歩きやすいように、カラーコピーを取って、
渡部さとる師に見てもらった。
いくつかアドバイスをもらって完成・・・したと思う。
「(前略)・・・良くなった・・・(後略)」と言ってもらえたから、
良しとしよう。
こーゆーのは、やりすぎちゃダメなんだ。
でも写真仲間達の反応はビミョー(笑)
2Bの同期の方のお宅で、ほーむぱーちー中だったので、
ギャラリーはたくさんいたのだ。
特に、女医さんでもある"I"さん。
おいらの写真を見た後、
難病の可愛そうな子供を見るような眼差しで、
必死で言葉を探していた!!!
アルルでも、こういう目で見られるんだろうな・・・。
「こ、この写真を見せに、わ、わざわざ日本から、き、き、来たのかい?」
みたいな。
いいリハーサルになり、
心の準備ができました。
おかげで、もう気にならなくなった。
これがおいらの写真なんだから、
し〜っかたないのだ。
アルルの偉いさん達よ!!
おかしかったら笑ってくれや。
来年は、もっとおかしな写真を持ってってやっからな。
出発は土曜日。
19 June 2007
アルル
それは、今年の1月のことだった・・・。
2Bのグループ展を翌月に控えたある週末の江古田。
おいらは、その頃2つのシリーズを進めていた。
一つはブツに寄った「認知地図」と名付けたシリーズ。
もう一つは夜の街を撮った、くら〜い「andante」と名付けたシリーズ。
渡部さとる師のアドバイスで、
認知地図は展示、
くら〜いのはブックとして会場に置くことにした。
その、くら〜いヤツのセレクトと構成ができあがって
江古田へ見せに行ったのだ。
パラパラパラ・・・。
パラパラパラ・・・。
と、見て
師曰く「よし、今年はこのブックを、いろいろ持ち込んだら?」
休「はあ・・・どんなとこに、どんな風に持ち込んだらいいんすか?」
ニタッと笑った師曰く「アルルに行くんだよ。」
休「・・・。」
「あい。お供しやす。」
「アルル」というのは、
毎年、7月上旬からフランスはアルルで開催される
「アルル国際写真フェスティバル」または「アルル・フォト・フェスティバル」のこと。
そこで、
世界の写真のエライ人にブックを見てもらおう・・
ってことなのだ。
そんなわけで、
お師匠様や2Bの方々と、
アルルに行ってきます。
おかげで、グループ展が終わってほっとしたのもつかの間。
この四ヶ月、あいかわらずつまらんもんを撮っては、
週末は江古田に通い、しこしこプリントしてきた訳です。
でも。
師よ。
あなたはきっと。
きっと、あの日私におっしゃったことなど、覚えてらっしゃらないでしょうね・・・。
きっといつもの思いつきで、かる〜くおっしゃったのでしょうね・・・。
お恨み申し上げます(笑)
誰かひとりくらい。
「あ、おもしろいね。」
って言ってくれるといいのだけど・・・。
18 June 2007
師匠、文法が分かりません!!
本日は、がんばりました。
7時間ほどカラープリントしましたよ。
寝坊しましたが。
あー疲れた。
最近、オシゴトもお写真もガンバッテマス。
セレクトして、ラフにブックを作って渡部さとる師に見てもらったんですが。
「ん〜ムズカシイねぇ」
ちなみにこれ、ダメって意味です。
「文法ってもんがあるんだよ。」
「こーして、あーして、ほい。ほい。ほい。」
「さーどーだ!!」
と極めて楽しそうに、
2Bのテーブル上で、他人の写真を構成してゆく師。
「ほっほー」と感心感心。
いっぱしの写真に見えてくる。
だが・・・これでは、なんだか・・・おいらの写真じゃないみたい・・・。
「単語はいいけど、文法が」なっとらん、と・・・。
嬉しいけど、キビシーご意見を真摯に受け止め、
文法を守って、リベンジを誓うのだった。
ブック完成への道のりは、まだ遠い・・・。
って、お師匠さま!!
まだ文法がよく分かりません!!!
ピンチはつづく・・・。
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